ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 1級建築施工管理技士
  4. 令和3年
  5. > No.64 建設業の許可

令和3年度 1級建築施工管理技士 No.64を解説、建設業の許可

令和3年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.64 は、建設業の許可(建設業法)に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 一般建設業と特定建設業の区分
  2. 附帯工事の請負
  3. 許可取消しとなる営業休止期間
  4. 特定建設業の財産的基礎

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが誤っている記述)

許可をとっても、長く営業しないと許可が取り消されてしまうんです。

選択肢3は引き続いて2年以上営業を休止すると取り消されるとしていますが、取消しとなるのは1年以上の休止なので誤りです。正しくは1年以上の休止で取消しです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 許可は一般・特定の区分で建設工事の種類ごとに受ける
2 ◯(正しい) 許可業種に附帯する他業種の工事も請け負える
3 ×(誤り) 許可取消しは1年以上の営業休止等。2年以上は誤り
4 ◯(正しい) 特定建設業は8000万円以上を履行できる財産的基礎が必要

選択肢3のポイント(ここが誤り)

建設業の許可は、取得後に営業をしないまま放置すると失効・取消しの対象になります。具体的には、許可を受けてから1年以内に営業を開始しないとき、または引き続いて1年以上営業を休止したときに、許可が取り消されます。

問題文は「2年以上」としており、期間が誤りです。

ザックリ言えば、1年営業しないと許可が消える、ということです。

覚え方

  • 許可取消しは1年以上の営業休止等(2年は誤り)
  • 附帯工事も請け負える
  • 特定建設業は8000万円以上の財産的基礎

一問一答

Q.

建設業者が営業を休止して許可を取り消されるのは、何年以上の休止か。

1年以上です。2年以上ではありません。

令和3年 1級建築施工管理技士 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和3年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

Topへ >>