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令和3年度 1級建築施工管理技士 No.14を解説、アスファルト防水材料

令和3年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.14 は、アスファルト防水材料に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. エマルションタイプのプライマーの性状
  2. 砂付ストレッチルーフィング800の数値の意味
  3. フラースぜい化点と低温特性
  4. アスファルトルーフィング1500の数値の意味

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

ルーフィングの「数値」は、製品によって何を表すかが決まっているんです。

選択肢4はルーフィング1500の1500を単位面積当たりのアスファルト含浸量としていますが、これは単位面積当たりの製品の質量(g/m²)を表すので誤りです。正しくは1500は質量の呼びです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) エマルションタイプのプライマーはアスファルトを水中に乳化分散させたもの
2 ◯(正しい) 砂付ストレッチルーフィング800の800は抗張積の呼び
3 ◯(正しい) フラースぜい化点が低いほど低温特性がよい
4 ×(誤り) ルーフィング1500の1500は単位面積質量の呼び。アスファルト含浸量は誤り

選択肢4のポイント(ここが誤り)

アスファルトルーフィング1500の「1500」は、製品1平方メートル当たりのおおよその質量(g/m²)を表す呼びです。数字が大きいほど厚くて丈夫なルーフィングになります。

含浸量だけを表すのではなく、製品全体の単位面積質量を示しています。

ザックリ言えば、1500は1m²の重さの目安、ということです。問題文の「含浸量」という説明が誤りなんです。

覚え方

  • ルーフィング1500の1500は単位面積質量(g/m²)の呼び
  • 砂付800の800は抗張積の呼び
  • フラースぜい化点が低い=低温に強い

一問一答

Q.

アスファルトルーフィング1500の「1500」は何を表すか。

製品1m²当たりのおおよその質量(g/m²)の呼びです。含浸量ではありません。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和3年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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