令和3年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.15 は、塗料に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | エマルションペイントは水分蒸発で樹脂粒子が融着して塗膜を作る |
| 2 | ◯(正しい) | 非水分散形塗料は溶剤蒸発で樹脂粒子が融着する |
| 3 | ×(誤り) | クリヤラッカーは溶剤蒸発で速乾。長時間かけて乾くは誤り |
| 4 | ◯(正しい) | 合成樹脂調合ペイントは溶剤蒸発と酸化重合で硬化する |
クリヤラッカーは、樹脂を溶かしている溶剤(シンナー)がすばやく蒸発することで塗膜を作る速乾性の塗料です。塗ってから短時間で指触乾燥します。
化学反応でゆっくり硬化するタイプではないので、長時間かけて乾くという説明は当てはまりません。
ザックリ言えば、ラッカーは溶剤が飛んでサッと乾く、ということです。問題文の「長時間」が誤りなんです。
クリヤラッカーはどのように塗膜を形成するか。
溶剤がすばやく蒸発して速く乾きます。長時間かけて乾くわけではありません。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
ラッカーは溶剤がすばやく蒸発して、短時間で乾く塗料なんです。
選択肢3はクリヤラッカーが自然乾燥で長時間かけて塗膜を作るとしていますが、ラッカーは溶剤の蒸発で速く乾くため誤りです。正しくはラッカーは速乾性です。