令和2年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.78 は、建設業の安全衛生管理体制に関する問題です(労働安全衛生法)。
この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 統括安全衛生責任者を選任すべき特定元方事業者は元方安全衛生管理者を選任する |
| 2 | ×(誤り) | 安全衛生責任者に安全・衛生管理者の資格要件はない(必要とするのは誤り) |
| 3 | ◯(正しい) | 統括安全衛生責任者はその事業の実施を統括管理する者とする |
| 4 | ◯(正しい) | 元方安全衛生管理者はその事業場に専属の者とする |
安全衛生責任者は、下請事業者が選び、統括安全衛生責任者との連絡調整などを担う役割です。
この安全衛生責任者には、安全管理者や衛生管理者のような資格要件は法令で定められていません。連絡役としての職務を果たせればよいわけです。
設問2は、不要な資格を要件にしており、誤りです。ザックリ言えば、安全衛生責任者に資格は要らない、ということです。
安全衛生責任者に安全管理者や衛生管理者の資格は必要か。
必要ありません。資格要件は定められていません。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢2(これが誤っている記述)
安全衛生責任者は、統括安全衛生責任者を選任した事業者以外の請負人(下請等)が選任する者で、特に資格要件は定められていません。安全管理者や衛生管理者の資格は不要なんです。
選択肢2は安全衛生責任者を安全管理者又は衛生管理者の資格を有する者でなければならないとしていますが、これは誤りです。安全衛生責任者にそうした資格要件はありません。