ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 1級建築施工管理技士
  4. 令和元年
  5. > No.65 公衆災害防止対策

令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.65を解説、公衆災害防止対策

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.65は、公衆災害防止対策に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集

過去問本命1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集

地域開発研究所/解説が丁寧な正統派。過去問を1問ずつ潰すなら、分野を網羅したこの1冊が演習の定番です。

価格・在庫は各販売ページでご確認ください。1級2級の参考書・過去問の比較もどうぞ。

この問題のポイント

建設工事公衆災害防止対策要綱に基づく落下物・飛来物防止の設備(仮囲いの高さ、防護棚の段数、防護棚の角度・はね出し、工事用シートの緊結)を問う問題です。引っかけの核心は防護棚(朝顔)の傾斜角度とはね出しの設定で、所定の基準を満たさない値になっています。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 高さ10mの工事で高さ3mの鋼板製仮囲いを設けるので正しい
2 ◯(正しい) 地盤面からの高さに応じて防護棚を複数段設けるので正しい
3 ×(誤り) 防護棚は水平面と20度以上の傾斜とはね出しが必要。設定が基準に満たず誤り
4 ◯(正しい) 工事用シートは骨組に隙間なく緊結するので正しい

選択肢3の防護棚の傾斜角度とはね出しの設定が基準を満たしておらず誤りで、防護棚は水平面と20度以上の傾斜を確保する必要があります。

二次検定の記述が独学だと不安という人は、添削のある独学サポート事務局の通信講座を早めに押さえておくと回り道を減らせます。

選択肢3のポイント(ここが誤り)

防護棚(朝顔)は、建物の外周に庇のように張り出して取り付け、上から落ちてくる物を受け止めて道路など外部に飛び出さないようにする設備です。

落下物を受け止め、外へ飛び出させずに内側へ落とすため、水平面となす傾斜角度を20度以上とし、骨組から外へ十分にはね出す長さを確保する必要があります。なぜかというと、角度が浅すぎたりはね出しが足りなかったりすると、落下物が棚を越えて外部の通行人に当たるおそれがあるからです。

選択肢3はこの傾斜角度やはね出し長さが所定の基準に満たない設定になっています。正しくは水平面と20度以上の傾斜と十分なはね出しが必要で、ここが最も不適当な記述なんです。

覚え方

  • 防護棚(朝顔)は水平面と20度以上の傾斜+十分なはね出し
  • 角度・はね出し不足だと落下物が外へ飛び出す
  • 工事用シートは骨組に隙間なく緊結する

理解度チェック

Q.

防護棚(朝顔)の水平面となす傾斜角度は、いくつ以上必要か。

20度以上です。落下物を外へ飛び出させず内側へ落とすために傾斜をつけます。

Q.

防護棚の角度やはね出しが基準に満たないと、どんな危険があるか。

落下物が棚を越えて外部にはみ出し、道路の通行人などに当たる公衆災害につながるおそれがあります。

令和元年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

わかって合格る 1級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

テキスト本命わかって合格(うか)る 1級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

TAC出版/過去問で間違えた分野は、図解の多い基本テキストで補強すると定着します。2級は2級のおすすめ参考書から。

独学がきつい・第二次の経験記述に不安があるなら、添削まで付く通信講座も選択肢です。経験記述の添削・独学サポート事務局を見る内容と料金の解説

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

資格を取ったら、次はキャリアと年収

施工管理は人手不足で売り手市場です。今の待遇に不満があるなら、建設業界に強い転職エージェントに相談だけでもしておくと、自分の市場価値と選択肢が見えます。

建設業界専門の転職エージェント【RSG建設転職】▶

登録・相談は無料

独学で合格をめざすなら

使うテキスト・過去問で迷ったら、定番をまとめたこちらもどうぞ。

けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

経験記述の添削・通信講座

独学がきつい、第二次の経験記述が不安。そんな人は添削まで付く通信講座も選択肢です。

独学サポート事務局を見る ▶

内容・料金は公式で確認

けんせつる

けんせつる

施工管理の用語・過去問・受験ガイドを、初心者向けにやさしく案内します。

Topへ >>