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令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.65を解説、公衆災害防止対策

令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.65 は、公衆災害防止対策 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 鋼板製仮囲いの高さ
  2. 防護棚の設置段数
  3. 防護棚の角度とはね出し長さ
  4. 工事用シートの緊結間隔

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

防護棚(朝顔)の水平面となす角度は20度以上とし、はね出し長さも所定値が必要なんです。

選択肢3は防護棚の角度を20度、はね出しを2mとしていますが、設問の角度・長さの取り違えにより誤りとされています。防護棚は落下物を受け止めるため20度以上の傾斜と十分なはね出しが必要なんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 高さ10mの建築工事で高さ3mの鋼板製仮囲い
2 ◯(正しい) 地盤面から20mで防護棚を2段設置
3 ×(誤り) 防護棚の角度・はね出しの設定が誤り
4 ◯(正しい) 工事用シートは35cm間隔で緊結

選択肢3のポイント(ここが誤り)

防護棚(朝顔)は、上から落ちてくる物を受け止める庇です。

落下物を内側へ跳ね返すよう20度以上の傾斜をつけ、十分なはね出しを確保します。

ザックリ言えば、朝顔は20度以上、はね出しは十分に、ということです。

覚え方

  • 防護棚は20度以上の傾斜とはね出し確保
  • 工事用シートは隙間なく緊結

一問一答

Q.

防護棚(朝顔)の水平面となす角度はいくつ以上か。

20度以上です。落下物を内側へ跳ね返すためです。

令和元年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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