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令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.51は、材料の保管に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
過去問本命1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集
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杭・ボルト・木材・アスファルトなど材料ごとの保管方法を問う問題です。引っかけの核心は高力ボルトの包装をいつ開けるかで、表面状態が品質に響くボルトを早く開封してよいと書いていないかが分かれ目になります。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢2(最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 既製杭はまくら材を同一鉛直面上にして仮置き |
| 2 | ×(誤り) | 高力ボルトは未開封で保管(受入れ時開封は誤り) |
| 3 | ◯(正しい) | フローリングはシートと角材の上に保管 |
| 4 | ◯(正しい) | 袋入りアスファルトは10段以下で積重ね |
選択肢2は高力ボルトを受入れ時に包装を開封して保管するとしており、これが誤りです。使用直前まで未開封のままにします。
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高力ボルトは、締め付けたときのトルク係数(同じ力でどれだけ軸力が出るか)が安定していることが品質の要です。このトルク係数は、ねじ面の防錆油や表面処理の状態に左右されます。
包装は、この表面状態を一定に保つために施されています。早く開封すると、湿気や汚れ、油の劣化で表面が変わり、トルク係数がばらついてしまいます。
選択肢2は受入れ時に包装を開封するとしていますが、これでは使用までの間に表面が変化し、締付け軸力がばらついて接合不良を招く危険側です。包装は使用する直前まで開けないんです。
既製コンクリート杭をまくら材を同一鉛直面上にして仮置きする点、フローリングをシートと角材の上に置いて保管する点、袋入りアスファルトを10段以下で積み重ねる点は、いずれも正しい保管方法です。
高力ボルトの包装はいつ開けるか。
使用する直前です。早く開封するとねじ面の状態が変わり、締付けのトルク係数がばらつくためです。
袋入りアスファルトは何段以下で積み重ねるか。
10段以下です。積み過ぎると下段の袋が荷重で破れたり変形したりするためです。
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月
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