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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.73は、建築基準法(防火区画等)に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、定められていないもの(誤っているもの)を選びます。
過去問本命1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集
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界壁の処理・面積区画・無窓の事務室の構造要求などを問う問題です。引っかけの核心は無窓事務室の主要構造部に求められる構造で、必要な要求を取り違えて書いている点にあります。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢4(定められていない記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 界壁を配管等が貫通する部分のすき間を不燃材料で埋めるのは正しい |
| 2 | ◯(正しい) | 準防火地域の一定規模の倉庫に耐火・準耐火を求めるのは正しい |
| 3 | ◯(正しい) | 延べ面積が大きい建物を所定面積ごとに区画するのは正しい |
| 4 | ×(誤り) | 無窓事務室の主要構造部に求める構造の記述が誤り |
選択肢4は、採光・換気上有効な開口部のない(無窓の)事務室について、主要構造部に求められる構造の要求を取り違えています。本来必要な構造より緩い扱いを書いている点が誤りです。
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窓のない居室や事務室は、火災時に煙や熱がこもりやすく、避難も難しくなります。そのため建築基準法は、無窓の部屋に対して通常より厳しい防火上の要求をかけています。
その要求は、用途や規模に応じて、主要構造部を耐火構造とするなどの所定の構造とすることを求めるものです。安全側に立った規定であり、安易に緩めることはできません。
選択肢4は、この求められる構造を実際より緩い組合せで書いており、規定と整合しません。無窓室は要求が厳しくなる、という方向を逆に読ませる誤りなんです。
採光・換気上有効な開口部のない事務室の構造要求はどうなるか。
火災時の危険が高いため、主要構造部に耐火構造などの所定の構造を求める、通常より厳しい要求がかかります。
界壁を配管等が貫通する部分はどう処理するか。
貫通部分のすき間を不燃材料で埋め、火や煙が抜けないようにします。
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月
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