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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.41は、コンクリート素地面の塗装工事に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
過去問本命1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集
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この問題は、コンクリート素地への塗装の基本(研磨、2液形ウレタンエナメルの工程間隔、ふっ素樹脂下塗りの塗り方、エマルションペイントの希釈)を問うものです。引っかけの核心は2液形ウレタンエナメルの工程間隔時間で、短く設定していないかが分かれ目になります。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢2(最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 塗り重ね前に研磨紙で研磨して付着と肌を整えるため正しい |
| 2 | ×(誤り) | 2液形ウレタンは所定の工程間隔が必要。間隔が短すぎ密着不良で誤り |
| 3 | ◯(正しい) | ふっ素樹脂の下塗りは素地に浸透させるローラー塗りとするため正しい |
| 4 | ◯(正しい) | 水性のエマルションペイントは水で希釈して塗りやすさを調整するため正しい |
選択肢2は2液形ウレタンエナメルの工程間隔時間が短すぎ、下塗りが硬化しないうちに上塗りして密着不良を招くため誤りです。
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2液形ポリウレタンエナメルは、主剤と硬化剤を混ぜると化学反応で固まる反応硬化形の塗料です。
反応硬化形は、塗った層が反応して十分に固まってから次の層を塗らないと、層どうしが一体化せずはがれの原因になります。だから塗り重ねには所定の工程間隔時間が必要なわけです。
問題文は工程間隔時間を短く設定しており、下塗りが硬化しないまま上塗りして密着不良を起こすため誤りなんです。間隔は短いだけでなく、長くあけすぎても付着が落ちるため、所定の範囲を守ります。
ザックリ言えば、2液形ウレタンは所定時間あけてから上塗り、ということです。
2液形ポリウレタンエナメルの工程間隔時間を短くすると、何が起きるか。
下塗りが十分硬化しないまま上塗りすることになり、層どうしが一体化せず密着不良(はがれ)の原因になります。反応硬化形は所定の工程間隔をとる必要があります。
エマルションペイントを水で希釈するのはなぜか。
水性塗料なので、水を加えて粘度を下げ、塗りやすさやローラーの転がりを調整するためです。希釈しすぎると膜厚が不足するので、所定の範囲で行います。
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月
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