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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.41を解説、コンクリート素地面の塗装工事

平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.41 は、コンクリート素地面の塗装工事 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 非水分散形塗料の研磨
  2. ポリウレタンエナメルの工程間隔
  3. ふっ素樹脂下塗りの塗り方
  4. エマルションペイントの希釈

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

2液形ポリウレタンエナメル塗りの工程間隔時間は、所定の下限時間以上(おおむね16時間以上)あける必要があるんです。

選択肢2は工程間隔時間が短く設定されており、これは誤りです。反応硬化形は十分な工程間隔をとらないと密着不良を起こします。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 中塗り前にP220で研磨
2 ×(誤り) ウレタンエナメルの工程間隔時間が不足
3 ◯(正しい) ふっ素下塗りは浸透のためローラー塗り
4 ◯(正しい) エマルションは水で希釈し流動性を上げる

選択肢2 のポイント(ここが誤り)

反応硬化形のウレタン塗料は、下塗りが十分硬化してから上塗りしないと密着不良になります。

そのため工程間隔時間を所定時間以上あける必要があります。短すぎる設定が誤りです。

ザックリ言えば、ウレタンは十分乾かしてから上塗り、ということです。

覚え方

  • ウレタンエナメルは工程間隔を十分とる
  • 中塗り前にP220研磨
  • エマルションは水で希釈

一問一答

Q.

2液形ウレタンエナメルの工程間隔時間を短くするとどうなるか。

密着不良の原因になります。所定時間以上あける必要があります。

平成29年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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