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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.42は、ビニル床シート及び床タイル張りに関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
過去問本命1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集
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この問題は、ビニル床仕上げの基本(床シートの圧着、継目の熱溶接温度、床タイルのオープンタイム、低温時の取扱い)を問うものです。引っかけの核心は継目を熱溶接する温度で、高温に取り違えていないかが分かれ目になります。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢2(最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 床シートは空気を押し出しながらローラーで圧着して密着させるため正しい |
| 2 | ×(誤り) | 熱溶接温度は180〜200℃程度。「250〜300℃」では材料が劣化し誤り |
| 3 | ◯(正しい) | 床タイルは接着剤のオープンタイムをとってから張るため正しい |
| 4 | ◯(正しい) | 低温時は床タイルを温めて硬さをやわらげてから張るため正しい |
選択肢2は継目の熱溶接温度を250〜300℃としていますが、高温すぎて材料が焦げ劣化するため誤りで、適温は180〜200℃程度です。
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ビニル床シートの継目は、溝を切ってそこに溶接棒を熱風で溶かし込み、シートと一体化させて防水性をもたせます。これが熱溶接工法です。
ビニル系の材料は熱可塑性で、適温で溶かせば溶着しますが、温度が高すぎると焦げたり変質したりして溶接部が脆くなります。
そこで熱溶接の温度は180〜200℃程度とします。問題文の「250〜300℃」では材料が劣化し、溶接部の強度や見栄えが損なわれるため誤りなんです。
ザックリ言えば、熱溶接は180〜200℃、ということです。
ビニル床シートの継目を熱溶接する温度は、おおむねいくつか。
180〜200℃程度です。これより高温だとビニル材料が焦げて劣化し、溶接部が脆くなるため、250〜300℃は誤りです。
床タイルを張る前にオープンタイムをとるのはなぜか。
接着剤の溶剤を適度に揮発させ、粘着力が出てから張るためです。塗ってすぐ張ると溶剤が残って接着不良やふくれの原因になります。
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月
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