平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.60 は、品質管理に用いる図表に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 「項目別に並べ累積和を示す」のはパレート図であり管理図ではない |
| 2 | ◯(正しい) | ヒストグラムは度数分布のグラフ |
| 3 | ◯(正しい) | 散布図は2変数の相関を見る |
| 4 | ◯(正しい) | 特性要因図は結果と原因の関係を表す |
管理図は、データを時系列に打点し、管理限界線で工程の安定を判定する図です。
項目を大きい順に並べ累積和を示すのはパレート図で、重点を見つけます。
設問は管理図にパレート図の説明を当てており、誤りです。
ザックリ言えば、管理図は時系列・パレート図は重点順位、ということです。
項目を大きい順に並べ累積和を示す図は何か。
パレート図です。管理図ではありません。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)
QC七つ道具の図表は、それぞれ目的が違います。特に管理図とパレート図の取り違えが頻出なんです。
選択肢1は、管理図を「項目別に層別して出現頻度の大きい順に並べ累積和を示した図」と説明していますが、これはパレート図の説明であり誤りです。管理図は工程の時間的変化を打点し、安定状態かを管理限界線で判定する図です。重点順位を知るのはパレート図なんです。