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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.46を解説、仮設計画

平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.46 は、仮設計画に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 仮囲いの省略
  2. 事務室の独立
  3. 塗料溶剤の保管場所
  4. 作業員詰所の大部屋方式

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

塗料や溶剤は引火性があるので、他の資材と一緒に置かず、独立した専用の不燃倉庫で保管するのが原則なんです。

選択肢3は、塗料・溶剤の保管場所を「資材倉庫の一画を不燃材料で間仕切り設ける」としていますが、これは誤りです。危険物である塗料・溶剤は他と独立した専用の保管場所に設けます。資材倉庫の一画では、火災時の延焼リスクがあります。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 支障がなければ仮囲いを設けないこともできる
2 ◯(正しい) 施工者用と監理者用事務室は独立して設ける
3 ×(誤り) 塗料溶剤は独立した不燃の専用倉庫に保管(資材倉庫の一画は不可)
4 ◯(正しい) 作業員詰所は大部屋方式で増減に対応

選択肢3のポイント(ここが誤り)

塗料・溶剤は引火性のある危険物として扱います。

他の資材と同じ倉庫では、漏れや火気による火災の危険があります。

だから独立した不燃材料の専用倉庫に保管します。

ザックリ言えば、危険物は専用倉庫で別管理、ということです。

覚え方

  • 塗料・溶剤は独立した不燃の専用倉庫
  • 事務室は施工者用と監理者用を独立
  • 詰所は大部屋方式で増減対応

一問一答

Q.

塗料・溶剤は資材倉庫の一画に保管してよいか。

独立した専用の不燃倉庫に保管します。一画では不可です。

平成28年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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