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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.47を解説、仮設設備の計画

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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.47は、仮設設備の計画に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題のポイント

この問題は、仮設設備の容量・仕様(電力のピーク対応・屋外移動電線・仮設便所の便房数・使用水量)を問うものです。引っかけの核心は屋外の移動電線に使うキャブタイヤケーブルの種別で、屋外・移動用に必要な耐久性を選べるかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢2(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 一時的なピーク電力は一部を発電機で供給するのは妥当
2 ×(誤り) 屋外移動電線(300V以下)は1種でなく2種以上のキャブタイヤ
3 ◯(正しい) 大便所の便房は男性60人以内ごとに1個以上とするのは妥当
4 ◯(正しい) 工事事務所の使用水量を50L/人・日程度見込むのは妥当

選択肢2は、屋外の移動電線に1種キャブタイヤケーブルを使うとしている点が誤りで、正しくは2種以上を使います。

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選択肢2のポイント(ここが誤り)

キャブタイヤケーブルは、外被(外側のゴムなどの被覆)が丈夫で、引きずったり踏まれたりする移動用・屋外用の電線です。被覆の丈夫さで1種・2種・3種…と種別が分かれているということです。

種別の数字が大きいほど外被が厚く、摩耗や衝撃、水分に強くなります。屋外で引き回す移動電線は、地面との擦れや踏まれ、雨にさらされるため、2種以上の耐久性が必要です。

1種は被覆が薄く、屋内の軽い用途向けです。これを屋外の移動電線に使うと、被覆が傷んで漏電・感電のおそれが出ます。

設問は屋外移動電線に1種を使うとしており、必要な耐久性に満たないので不適当なんです。

覚え方

  • 屋外・移動用の電線は2種以上のキャブタイヤケーブル
  • 種別の数字が大きいほど外被が丈夫(1種は屋内軽用途)
  • 大便所の便房は男性60人以内ごとに1個以上

理解度チェック

Q.

屋外の移動電線(300V以下)には、何種以上のキャブタイヤケーブルを使うか。なぜか。

2種以上です。屋外では擦れ・踏まれ・雨にさらされるため、外被が丈夫な種別が必要だからです。1種は屋内軽用途向けです。

Q.

仮設の大便所の便房数は、男性についてどのくらいの人数ごとに1個以上見込むか。

男性60人以内ごとに1個以上を目安にします。利用が集中しても不足しないように計画します。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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