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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.38を解説、軽量鉄骨壁下地

平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.38 は、軽量鉄骨壁下地に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. スペーサーの間隔
  2. スタッドの切断すき間
  3. 建込み間隔の精度
  4. 上部ランナーの固定

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

LGS壁のスタッドは、上部ランナーとの間にわずかな逃げ(すき間)を取って切りますが、その量は小さく抑えるんです。

選択肢2は、スタッド天端と上部ランナー天端のすき間を15mmとしていますが、これは大きすぎて誤りです。正しくは10mm以下とします。すき間が大きいとスタッドがぐらつき、壁が不安定になります。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) スペーサーは600mm程度に留付け
2 ×(誤り) スタッド天端とランナー天端のすき間は10mm以下(15mmは過大)
3 ◯(正しい) 建込み間隔の精度は±5mm
4 ◯(正しい) 野縁と平行な上部ランナーは野縁受に溶接

選択肢2のポイント(ここが誤り)

スタッドはランナーに差し込みますが、上端には施工誤差を吸収する逃げを設けます。

ただし逃げが大きいとスタッドの納まりが不安定になります。

そのため天端とランナー天端のすき間は10mm以下に抑えます。

ザックリ言えば、スタッド上端の逃げは10mm以下、ということです。

覚え方

  • スタッド天端のすき間は10mm以下
  • スペーサーは600mm程度
  • 建込み間隔の精度は±5mm

一問一答

Q.

スタッド天端と上部ランナー天端のすき間は何mm以下か。

10mm以下です。15mmは大きすぎます。

平成28年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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