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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.73 を解説、防火区画等

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.73 は、防火区画等 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 給水管が防火区画を貫通する場合すき間を準不燃材料で埋める
  2. ダクト貫通部には防火ダンパーを設ける
  3. 昇降路の部分とその他を準耐火床壁・防火設備で区画
  4. 11階以上で床面積100m2超は100m2以内ごとに区画

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが誤っている記述)

配管が防火区画を貫通する部分のすき間は、不燃材料で埋めなければなりません。

準不燃材料では火に対する性能が不足し、規定に合いません。

ザックリ言えば、防火区画の貫通すき間は不燃材料で埋める、ということです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 給水管が防火区画を貫通する場合、すき間は不燃材料で埋める必要があり、準不燃材料では不足で誤り
2 ◯(正しい) 防火ダンパーの設置で正しい
3 ◯(正しい) 昇降路の区画で正しい
4 ◯(正しい) 11階以上の面積区画で正しい

選択肢1 のポイント(ここが誤り)

防火区画は、火災を一定の範囲で食い止めるための仕切りです。配管が区画を貫通すると、そこにすき間ができ、火や煙の通り道になります。

このすき間を埋める材料は、燃えないこと、つまり不燃材料でなければなりません。準不燃材料は不燃より耐火性能が劣り、区画の防火性能を保てません。

選択肢1は準不燃材料で埋めるとしており、不燃材料が必要なところを下回っています。ここが誤りです。

覚え方

  • 防火区画の貫通すき間は不燃材料で埋める
  • ダクト貫通部は防火ダンパー
  • 11階以上100m2超は100m2ごとに区画

一問一答

Q.

給水管が防火区画を貫通する場合のすき間は何で埋めるか。

不燃材料です。準不燃材料では不足します。

平成27年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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