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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.51 を解説、材料等の保管・取扱い

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.51 は、材料等の保管・取扱い に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 長尺ビニル床シートは屋内乾燥場所に縦置きで保管
  2. ALCパネルは平積みで積上げ高さ各段1.5m以下
  3. 既製コンクリート杭は2段並べ・やむを得ず3段以上は同径
  4. コンクリートブロックは覆いを掛け雨掛りを避ける

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

ALCパネルは平積みとし、荷崩れ・割れを防ぐため積上げ高さを抑えます(1段の山は1.0m程度以下)。

「1.5m以下」は高すぎで、標準より過大な記述です。

ザックリ言えば、ALCの平積みは低く抑える、ということです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(適当) ビニル床シートの縦置き保管で正しい
2 ×(最も不適当) ALCパネルは平積みとし、1単位(1山)の積上げ高さは1.0m以下・総高2.0m以下程度とするのが一般で、1.5mは過大で誤り
3 ◯(適当) 既製杭の段積み保管で正しい
4 ◯(適当) コンクリートブロックの保管で正しい

選択肢2 のポイント(ここが最も不適当)

ALCパネルは軽量気泡コンクリートで、軽い反面もろく、欠けたり割れたりしやすい材料です。平らに積んで高く重ねると、下のパネルに荷重が集中して割れ、山が崩れる危険もあります。

そこで平積みは、1単位(1山)の高さを1.0m以下、総高さも2.0m以下程度に抑えます。

選択肢2の1.5mは1山として高すぎます。ALCの平積みは低く抑える、と押さえてみましょう。

覚え方

  • ALCパネルの平積みは積上げを低く抑える
  • ビニル床シートは縦置き保管
  • 既製杭の3段以上は同径で

一問一答

Q.

ALCパネルの平積みの積上げ高さはどうするか。

荷崩れ・割れ防止のため低く抑えます。

平成27年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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