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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.22 を解説、地盤調査

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.22 は、地盤調査 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 孔内水平載荷試験で強度・変形特性を求められる
  2. ハンドオーガーボーリングは礫層で深度10m程度まで可能
  3. 電気検層は孔近傍の地層変化を調査できる
  4. 常時微動測定で卓越周期・増幅特性を推定できる

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

ハンドオーガーボーリングは人力で土を掘る簡易調査で、数m程度の軟らかい地層までが対象です。「礫層を深度10mまで調べられる」とした選択肢2が誤りです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(適当) 孔内水平載荷試験の目的で正しい
2 ×(最も不適当) ハンドオーガーは人力の浅層調査で、礫層や深度10mは不可(数m程度の軟弱土まで)で誤り
3 ◯(適当) 電気検層の説明で正しい
4 ◯(適当) 常時微動測定の説明で正しい

選択肢2 のポイント(ここが最も不適当)

ハンドオーガーボーリングは、先端にらせん状の刃が付いたハンドルを人の手で回し、土をすくい上げる調査です。機械の力は借りません。

だから硬い礫層では刃が食い込まず、掘り進められません。深さも、人力で扱える数m程度が限界です。

調べられるのは浅いところの軟らかい土に限られます。「礫層を深度10mまで調べられる」とした問題文が、最も不適当な記述です。

覚え方

  • ハンドオーガーは浅層の軟弱土のみ(礫層・深10mは不可)
  • 孔内水平載荷試験で強度・変形特性
  • 常時微動測定で卓越周期を推定

一問一答

Q.

ハンドオーガーボーリングは礫層を深く調査できるか。

できません。浅い軟弱土を数m程度調べる簡易調査です。

平成27年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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