本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。
けんせつる
埋戻しに使う砂って、粒がそろっているほうがいいの?
建物まわりの狭いところは、何で締め固めるの?
この記事の要点
埋戻し・締固めは、根切りした空間に土を戻し、層ごとに締め固めて沈下を防ぐ土工事です。
埋戻しは、土を一度に入れず、層に分けてまき出し、層ごとに締め固めます。まず全体像を押さえます。
これから受験する人は受験ガイド、教材選びはおすすめ参考書・過去問もどうぞ。
テキスト本命わかって合格(うか)る 1級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト
価格・在庫は各販売ページでご確認ください。1級・2級の参考書・過去問の比較もどうぞ。
埋戻しは、根切りや地下工事で掘った空間に土を戻し、層ごとに締め固めて元の地盤に近い状態に戻す作業です。
締固めが不十分だと、後で土が沈下して、まわりの地面・配管・舗装が下がる原因になります。だから「どの土を使い、どう締め固めるか」が施工管理の要になります。地盤や基礎の設計的な扱いは根切り・掘削とあわせて確認します。
埋戻し土は「締まりやすさ」で選びます。施工では次を確認します。
砂は「粒がそろっているほうがよく締まりそう」に思えますが逆です。いろいろな粒径が混じった(均等係数の大きい)土ほど、すき間が埋まって締まりやすい。ここが定番の引っかけです。
独学で二次検定(施工経験記述)の書き方に不安があるなら、添削が受けられる独学サポート事務局の通信講座
で早めにたたき台を用意しておくと安心です。
締固めは、土質と場所に合った機械・方法を選びます。場所違い・機械違いが引っかけになります。
| 場面 | 適する方法・機械 |
|---|---|
| 入隅・構造物まわりの狭い箇所 | 振動コンパクター・ランマ・タンパー等の小型機械 |
| 一般の砂質土の締固め | 振動ローラー等 |
| 透水性のよい山砂 | 水締め(水を流し込んで締める) |
| 舗装・路盤(埋戻しではない) | ロードローラー(=埋戻しの締固めには不向き) |
ロードローラーは表面が滑らかな鉄輪で締め固める舗装・路盤用の機械で、建物まわりの狭い埋戻しには向きません。狭い箇所は小型の振動コンパクターやランマを使います。
埋戻し・締固めは、平成30年度から令和6年度まで、2級でくり返し問われています。引っかけは大きく2パターンです。
| 年度・級・No. | 問われ方/引っかけ |
|---|---|
| 2級 令和6年後期 No.18 | 埋戻しの砂質土を均等係数の小さいものとした → 均等係数の大きいもの ←①土の選定 |
| 2級 令和4年後期 No.18 | 埋戻し部の締固めにロードローラーを用いるとした → 振動ローラー・ランマ等(ロードローラーは舗装用)←②機械 |
| 2級 平成30年後期 No.18 | 埋戻しの締固めにロードローラーを用いるとした → 振動ローラー・ランマ等 ←②機械 |
つまり埋戻しは均等係数の大きい(粒径の混じった)砂質土・山砂が適し、狭い箇所は振動コンパクター・ランマで締め固める(舗装用ロードローラーは不向き)。埋戻し土の選定と締固め機械の取り違えが誤りです。各行は該当する過去問解説にリンクしています。
混同しやすい用語の整理
均等係数の大きい砂は、粗い粒から細かい粒まで幅広く混じった砂で、すき間を細かい粒が埋めるため締まりやすく、埋戻しに適します。均一粒径(粒のそろった)砂は、すき間が埋まりにくく締まりにくいので埋戻しには不向きです。
水締めは、透水性のよい山砂などに水を流し込み、水とともに土粒子を落ち着かせて締める方法です。機械による締固め(振動コンパクター・ランマ・振動ローラー)は、振動や打撃で締める方法です。土質に応じて使い分けます。
埋戻しに適するのは、均等係数の大きい砂と小さい砂のどちらか。
均等係数の大きい砂(いろいろな粒径が混じった砂)です。すき間を細かい粒が埋めて締まりやすいためです。粒のそろった砂は締まりにくく不向きです。
粘性土と砂質土で、余盛りを多くとるのはどちらか。
粘性土です。沈下が大きいため、砂質土より余盛りを多くとります。
建物まわりの狭い箇所の締固めには、どんな機械を使うか。
振動コンパクター・ランマ・タンパー等の小型機械です。舗装用のロードローラーは埋戻しに不向きです。
透水性のよい山砂は、どう締め固めるか。
水締め(水を流し込んで締める)で締め固められます。
土木・地盤の施工管理は土木・地盤にまとめています。
過去問本命1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集
独学がきつい・第二次の経験記述に不安があるなら、添削まで付く通信講座も選択肢です。経験記述の添削・独学サポート事務局を見る
/内容と料金の解説
この用語が問われた過去問
独学の教材は1級のおすすめ参考書・過去問に、試験のしくみ・勉強法は受験ガイドにまとめています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年6月
資格を取ったら、次はキャリアと年収
施工管理は人手不足で売り手市場です。今の待遇に不満があるなら、建設業界に強い転職エージェントに相談だけでもしておくと、自分の市場価値と選択肢が見えます。
登録・相談は無料
受験ガイド・人気記事
まちがえやすいポイント
埋戻しは「粒のそろった砂のほうが締まりそう」という直感が逆になる点が定番の引っかけです。すき間を細かい粒が埋める均等係数の大きい土のほうが締まる、と覚えます。
締固め機械も、舗装用の重いロードローラーを建物まわりの狭い埋戻しに持ち込ませる誤り肢が頻出です。狭所は振動コンパクター・ランマ、と機械と場所をセットで押さえます。