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令和3年度 1級建築施工管理技士 No.17を解説、電気設備

令和3年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.17 は、電気設備に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 低圧の電圧区分
  2. 高圧の電圧区分
  3. 大型動力機器が多い場合の配電方式
  4. 大規模ビルの配電方式

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

大きな動力(モーター)をたくさん使う建物は、力の出る三相の電気を使うんです。

選択肢3は大型動力機器が多い場合に単相3線式100 Vを使うとしていますが、動力には三相3線式200 Vが使われるため誤りです。正しくは動力は三相です。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 低圧は交流600 V以下
2 ◯(正しい) 高圧は直流750 V超〜7000 Vまで
3 ×(誤り) 大型動力には三相3線式200 V単相3線式100 Vは誤り
4 ◯(正しい) 大規模ビルは三相4線式240/415 Vが多い

選択肢3のポイント(ここが誤り)

単相100 Vは、照明やコンセントなど小さな負荷向けの配電方式です。大型の動力機器(電動機)を多数動かすには力が足りません。

動力には、効率よく大きな力を出せる三相3線式200 Vが用いられます。

ザックリ言えば、照明は単相・動力は三相、ということです。問題文は動力に単相を当てている点が誤りなんです。

覚え方

  • 大型動力は三相3線式200 V(単相100 Vは誤り)
  • 低圧は交流600 V以下
  • 高圧は直流750 V超〜7000 V

一問一答

Q.

大型の動力機器を多数使う場合、どの配電方式が用いられるか。

三相3線式200 Vです。単相3線式100 Vではありません。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和3年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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