令和3年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.1 は、換気に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 自然換気量は風上側と風下側の風圧係数の差の平方根に比例する |
| 2 | ◯(正しい) | 温度差換気では中性帯の位置は開口部の大きい方に近づく |
| 3 | ×(誤り) | 一酸化炭素濃度は10 ppm以下。100 ppm以下は誤り |
| 4 | ◯(正しい) | 浮遊粉じん量は0.15 mg/m³以下とする |
一酸化炭素は無色無臭で、わずかな濃度でも中毒を起こす危険なガスです。だから室内の許容濃度はとても低く設定されています。
建築基準法の管理基準では、中央管理方式の空気調和設備を設ける場合の一酸化炭素濃度は10 ppm(0.001%)以下です。
ザックリ言えば、COは100 ppmも許されない、その10分の1の10 ppmが上限ということです。浮遊粉じんの0.15 mg/m³と数値を混同しないようにしましょうね。
中央管理方式の空気調和設備で、室内の一酸化炭素濃度の上限はいくらか。
10 ppm(0.001%)以下です。100 ppm以下ではありません。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
中央管理方式の空気調和設備では、室内の一酸化炭素(CO)濃度の上限が建築基準法で定められているんです。
選択肢3は100 ppm以下としていますが、これは桁が大きすぎて誤りで、正しくは10 ppm(0.001%)以下です。100 ppmという数値に引っかからないようにしましょう。