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令和2年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.69を解説、ゴンドラ

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令和2年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.69は、ゴンドラを使用する作業で事業者が講じる措置に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。

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この問題のポイント

この問題は、ゴンドラ作業の安全措置(操作の資格・定期自主検査・照度・記録保存)を問うものです。なかでも引っかけの核心はゴンドラ操作に必要なのは特別教育か技能講習かで、必要な教育の区分を取り違えていないかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) ゴンドラの操作業務は特別教育を修了した者で足りる。「技能講習が必要」とするのは誤り
2 ◯(正しい) ゴンドラの定期自主検査を原則1月以内ごとに1回行うのは規定どおり
3 ◯(正しい) 作業を安全に行うため、作業場所に必要な照度を保持するのは妥当
4 ◯(正しい) 定期自主検査の結果を記録し3年間保存するのは規定どおり

選択肢1は、ゴンドラの操作業務に技能講習の修了が必要としている点が誤りで、実際は特別教育で足ります。

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選択肢1のポイント(ここが誤り)

労働安全衛生法では、業務の危険度に応じて、就業に必要な教育を「特別教育」と「技能講習」に分けています。技能講習のほうが、より危険度の高い業務に求められる区分です。

ゴンドラの操作業務は、特別教育を修了した者が就くことができる業務です。なぜかというと、ゴンドラは1人乗り程度で操作も比較的単純なため、技能講習までは求められていないからです。

選択肢1は、特別教育で足りる業務に技能講習を要求しており、必要な教育の区分を取り違えています。ここが誤っている記述で、これが選ぶべき記述なんです。

特別教育で就ける業務に、より重い技能講習を当てる、というのが典型的な引っかけですね。教育区分はセットで覚えておくとよいでしょう。

覚え方

  • ゴンドラの操作は特別教育で足りる(技能講習ではない)
  • 技能講習はより危険度の高い業務に求められる上位の区分
  • ゴンドラの定期自主検査は1月以内ごとに1回
  • 定期自主検査の記録は3年間保存

理解度チェック

Q.

ゴンドラの操作業務に必要なのは、特別教育か技能講習か。

特別教育です。ゴンドラ操作は技能講習までは求められず、特別教育を修了した者が就くことができます。

Q.

ゴンドラの定期自主検査の頻度と、その記録の保存期間はどうなっているか。

原則1月以内ごとに1回行い、その結果の記録を3年間保存します。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和2年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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けんせつる

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