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令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.76を解説、元請負人の義務

令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.76 は、元請負人の義務 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 前払金の配慮
  2. 出来形支払と下請代金の支払期限
  3. 完成通知後の検査完了期限
  4. 完成確認後の引渡し

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが誤っている記述)

元請負人は、下請の完成通知を受けてから20日以内に検査を完了しなければならないんです。

この問題は誤っているものを選びます。選択肢3は検査完了期限を1月以内としていますが、完成通知を受けた日から20日以内でできる限り短い期間に検査を完了する必要があり、これは誤りです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 前払金受領時は下請に前払金の配慮をする
2 ◯(正しい) 出来形支払受領時は1月以内に下請代金を支払う
3 ×(誤り) 完成通知後の検査完了は20日以内(1月以内は誤り)
4 ◯(正しい) 完成確認後、申出があれば直ちに引渡しを受ける

選択肢3のポイント(ここがポイント)

下請が工事を終えたと通知したら、元請は速やかに検査して確認します。

検査の完了期限は、通知を受けた日から20日以内と決められています。

ザックリ言えば、完成通知後の検査は20日以内、代金支払は1月以内、ということです。

覚え方

  • 完成通知後の検査完了は20日以内
  • 出来形の下請代金支払は1月以内

一問一答

Q.

下請の完成通知を受けてから検査を完了する期限はいつまでか。

20日以内です。代金支払の1月以内と混同しやすいです。

令和元年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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