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令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.41を解説、コンクリート素地面の塗装工事

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令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.41は、コンクリート素地面の塗装工事に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題のポイント

各種塗料の希釈・塗付け量・工程間隔を問う問題です。引っかけの核心は2液形ポリウレタンエナメルの工程間隔で、化学反応で固まる塗料の硬化待ち時間を短く書いていないかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢2(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) エマルションペイントは水で希釈して使う
2 ×(誤り) 2液形ポリウレタンの工程間隔が誤り(16時間以上)
3 ◯(正しい) 非水分散形は同一材料で塗付け量0.10kg/m²ずつ
4 ◯(正しい) つや有エマルションは20℃で所定の工程間隔

選択肢2は2液形ポリウレタンエナメルの工程間隔を短く取り違えており、これが誤りです。20℃で16時間以上あけます。

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選択肢2のポイント(ここが誤り)

2液形ポリウレタンエナメルは、主剤に硬化剤を混ぜて化学反応で固める塗料です。混ぜてから時間をかけて反応が進み、しっかりした塗膜になります。

反応が十分に進む前に次の層を重ねると、層どうしがうまく密着せず、ふくれや剥がれの原因になります。そのため工程間隔は、20℃で16時間以上あけます。

選択肢2はこの工程間隔を短く取り違えており、硬化が不十分なまま塗り重ねると塗膜の密着不良を招く危険側です。2液形は硬化待ちの間隔を長めにとるんです。

エマルションペイントを水で希釈する点、非水分散形を同一材料で1回0.10kg/m²ずつ塗る点、つや有合成樹脂エマルションペイントを20℃で所定の工程間隔をあけて塗る点は、いずれも正しい扱いです。

覚え方

  • 2液形ポリウレタンの工程間隔は20℃で16時間以上
  • 水性のエマルションペイントはで希釈する
  • 反応硬化形ほど塗り重ねの間隔を長くとる

理解度チェック

Q.

2液形ポリウレタンエナメルの工程間隔を20℃でどれくらいあけるか。

16時間以上です。硬化剤の反応が十分進まないうちに重ねると、密着不良やふくれが生じます。

Q.

合成樹脂エマルションペイントは何で希釈するか。

水で希釈します。樹脂を水に分散させた水性塗料だからです。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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