ゼロから学ぶ建築施工管理

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平成30年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.33を解説、揚重運搬機械

平成30年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.33 は、揚重運搬機械 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. ロングスパン工事用エレベーターの手すり
  2. 昇降を知らせる警報装置
  3. 建設用リフトの定義
  4. 建設用リフトの定格速度

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

建設用リフトは荷の運搬に用いる昇降設備で、人を運ぶことは禁止されているんです。

選択肢3は、建設用リフトを人及び荷を運搬するエレベーターとしていますが、これは誤りです。建設用リフトは荷のみを運搬するもので、人を乗せてはならないんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) ロングスパン工事用エレベーターの搬器には手すり・中さん・幅木を設ける
2 ◯(正しい) 安全上支障なければ昇降を知らせる警報装置を備えないことができる
3 ×(誤り) 建設用リフトは荷のみ運搬(人を運べない)
4 ◯(正しい) 定格速度は積載荷重をのせて上昇させる最高速度

選択肢3のポイント(ここが誤り)

建設用リフトは、資材を上下階へ運ぶための荷専用の昇降設備です。

人が乗ることは法令で禁止されており、人と荷の両方を運ぶものではありません。

ザックリ言えば、建設用リフトは荷だけ、ということです。

覚え方

  • 建設用リフトは荷のみ運搬、人は禁止
  • ロングスパン工事用ELVは手すり・中さん・幅木
  • 定格速度=積載荷重をのせた最高上昇速度

一問一答

Q.

建設用リフトで人を運搬してよいか。

禁止です。建設用リフトは荷のみを運搬する設備です。

平成30年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成30年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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