平成30年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.6 は、鉄骨構造 に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | ヤング係数は鋼種で変わらないので、SN400AをSN490Bに変えてもたわみは同一 |
| 2 | ◯(正しい) | トラスの節点は構造計算上すべてピン接合として扱う |
| 3 | ◯(正しい) | 両端固定材の座屈長さは両端ピン支持材より短い |
| 4 | ×(誤り) | 回転拘束力は露出形より根巻き・埋込み形のほうが高い(記述は逆) |
鋼材のヤング係数(弾性係数)は強度が違っても約205kN/mm2で一定です。
たわみは断面と荷重とヤング係数で決まるので、材質を強くしてもたわみは変わりません。
柱脚は、コンクリートで根巻きしたり埋め込んだりするほど回転を拘束できます。
ザックリ言えば、固めたいなら根巻き・埋込み、ということです。
柱脚の回転拘束力が最も低い形式はどれか。
露出形式です。固定度は埋込み形>根巻き形>露出形の順です。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)
柱脚形式は、回転拘束力(固定度)の大きさが、埋込み形>根巻き形>露出形の順なんです。
選択肢4は、回転拘束力を高めるため露出形式とするとしていますが、これは誤りです。露出形式は固定度が最も低く、高い回転拘束力には根巻き形式や埋込み形式を用いるんです。