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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.81を解説、宅地造成等規制法(宅地造成の該当)

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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.81は、宅地造成等規制法(宅地造成の該当)に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、定められていないもの(誤っているもの)を選びます。

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この問題のポイント

切土・盛土の崖の高さと面積から、宅地造成に該当するかを判定する問題です。引っかけの核心は、切土の崖高がちょうど2.0mのケースで、「2mを超える」という条件を満たすかどうかの線引きにあります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢4(定められていない記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(該当する) 面積が500m²を超えるため該当するで正しい
2 ◯(該当する) 盛土で崖の高さが1mを超えるため該当するで正しい
3 ◯(該当する) 盛土で崖の高さが1mを超えるため該当するで正しい
4 ×(該当しない) 切土の崖高がちょうど2.0mで「2m超」に当たらず、面積も500m²以下で該当しない

選択肢4は、切土で崖高2.0mちょうど・面積が小さいケースです。切土は崖高が2mを超える場合が対象なので、ちょうど2.0mでは該当せず、面積基準も満たしません。

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選択肢4のポイント(ここが誤り)

宅地造成等規制法の規制を受ける「宅地造成」は、崖の高さや造成面積が一定の基準に達するものに限られます。基準は工事の種類で分かれます。

切土では崖の高さが2mを超えるもの、盛土では崖の高さが1mを超えるもの、これらに加えて造成面積が500m²を超えるものなどが対象です。いずれかに当てはまれば該当します。

選択肢4は切土で崖高がちょうど2.0mです。「超える」は2mを上回ることを指すので、2.0mちょうどは含まれません。面積も500m²以下なので、どの基準も満たさず宅地造成に該当しないわけです。「以上」と「超える」の違いを突く問題なんです。

覚え方

  • 切土は崖高2mを超えると該当(2.0mちょうどは含まない)
  • 盛土は崖高1mを超えると該当
  • 造成面積500m²を超えても該当

理解度チェック

Q.

切土で崖の高さがちょうど2.0m、面積も小さい場合は宅地造成に該当するか。

該当しません。切土は崖高が2mを「超える」場合が対象で、2.0mちょうどは含まれないためです。

Q.

盛土で宅地造成に該当する崖の高さの基準は。

崖の高さが1mを超える場合です。切土(2m超)より小さい高さで該当します。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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