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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.75を解説、請負契約

平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.75 は、請負契約 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、定められていないもの(誤っているもの)を選びます。

この問題で問われていること

  1. 検査・引渡しの時期の書面記載
  2. 資材購入先の指定の禁止
  3. 現場代理人の設置と承諾
  4. 共同住宅の一括下請禁止

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが定められていない/誤りの記述)

現場代理人を置くこと自体に注文者の承諾は不要で、置いたことを注文者へ通知すればよいんです。

選択肢3は現場代理人を置く場合に注文者の承諾を得なければならないとしていますが、これは誤りです。現場代理人の設置は通知でよく承諾は不要です。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 検査の時期・方法・引渡し時期を書面に記載
2 ◯(正しい) 資材等の購入先を指定して利益を害してはならない
3 ×(誤り) 現場代理人は承諾不要(通知でよい)
4 ◯(正しい) 共同住宅の新築は一括下請禁止

選択肢3 のポイント(ここが誤り)

現場代理人は請負人が現場を運営するために置く者で、設置に注文者の承諾は要りません。

権限内容などを注文者に通知すれば足ります。承諾を要するとするのは誤りです。

ザックリ言えば、現場代理人は通知すればよい、ということです。

覚え方

  • 現場代理人の設置は通知でよい(承諾不要)
  • 検査・引渡し時期は書面に記載
  • 共同住宅の一括下請は禁止

一問一答

Q.

現場代理人を置くのに注文者の承諾は必要か。

不要です。通知すれば足ります。

平成29年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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