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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.69を解説、移動式クレーンの作業

平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.69 は、移動式クレーンの作業 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、定められていないもの(誤っているもの)を選びます。

この問題で問われていること

  1. 運転の合図
  2. 玉掛けワイヤロープの安全係数
  3. ワイヤロープの直径減少
  4. 旋回範囲内への立入禁止

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが定められていない/誤りの記述)

移動式クレーンの合図は、事業者が合図を行う者を指名し、その者が合図するのが原則なんです。設問はこの記述が誤りとされています。

選択肢1は「合図を行う者を指名し、その者に合図の方法を定めさせた」としていますが、合図の方法を定めるのは事業者です。合図方法は事業者が定め、指名した者に行わせるのが正しい手順です。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 合図は方法を定めるのは事業者(定めさせたは誤り)
2 ◯(正しい) 玉掛けワイヤロープの安全係数は6以上
3 ◯(正しい) 公称径から減少した素線が一定以上のものは使用不可
4 ◯(正しい) 旋回範囲内への労働者の立入りを禁止

選択肢1 のポイント(ここが誤り)

移動式クレーンの合図は、合図者を指名するだけでなく、合図の方法そのものを事業者が定めます。

合図方法を指名者に定めさせるのは手順が逆で誤りです。

ザックリ言えば、合図のルールは事業者が決める、ということです。

覚え方

  • 合図の方法は事業者が定める
  • 玉掛けワイヤロープの安全係数6以上
  • 旋回範囲内は立入禁止

一問一答

Q.

移動式クレーンの合図方法は誰が定めるか。

事業者が定めます。指名した者に定めさせるのは誤りです。

平成29年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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