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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.58は、JIS Q 9000の用語の定義に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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品質マネジメント規格JIS Q 9000の用語を、別の用語の定義と取り違えていないかを問う問題です。引っかけの核心は、トレーサビリティの説明に、本来は「レビュー」の定義文をあてはめている点にあります。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢3(最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | マネジメントシステムは方針・目標とその達成プロセスの要素群で正しい |
| 2 | ◯(正しい) | 是正措置は不適合の原因を除去し再発を防ぐ処置で正しい |
| 3 | ×(誤り) | 説明文はレビューの定義で、トレーサビリティ(追跡可能性)と取り違え |
| 4 | ◯(正しい) | 品質マネジメントは品質に関して組織を指揮・管理する活動で正しい |
選択肢3は、トレーサビリティの説明として「適切性・妥当性・有効性を確定する活動」を掲げています。これはレビューの定義であって、追跡可能性とは別物です。
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トレーサビリティとは、対象の履歴・適用・所在を追跡できる能力のことです。たとえば、ある鉄筋がどのロットで、どの試験成績書に対応するかをさかのぼって特定できる状態を指します。
一方、選択肢3の文は「目標を達成するための適切性・妥当性・有効性を確定する活動」という内容で、これはレビューの定義です。追跡する能力ではなく、評価・確認する活動のことなんです。
用語の定義問題は、別の用語の正しい定義文を入れ替えて誤りを作るのが定番です。トレーサビリティ=追跡、と核を押さえておくと崩れません。
JIS Q 9000でいうトレーサビリティの意味は。
対象の履歴・適用・所在を追跡できる能力(追跡可能性)です。
「適切性・妥当性・有効性を確定する活動」はどの用語の定義か。
レビューの定義です。トレーサビリティの説明にこれを当てると誤りになります。
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月
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