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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.78 を解説、安全衛生管理体制

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.78 は、安全衛生管理体制 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 特定元方事業者は統括安全衛生責任者に元方安全衛生管理者を指揮させる
  2. 安全衛生責任者は安全管理者又は衛生管理者の資格が必要
  3. 統括安全衛生責任者はその事業の実施を統括管理する者
  4. 総数20〜50人未満の鉄骨造建設は店社安全衛生管理者を選任

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが誤っている記述)

安全衛生責任者は、下請(関係請負人)が選任し、統括安全衛生責任者との連絡調整等を行う者です。

安全管理者・衛生管理者のような資格要件は定められていません。記述が誤りです。

ザックリ言えば、安全衛生責任者に特別な資格は不要、ということです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 統括の指揮系統で正しい
2 ×(誤り) 安全衛生責任者は関係請負人(下請)が選任する者で、安全管理者・衛生管理者の資格要件はないため誤り
3 ◯(正しい) 統括安全衛生責任者の要件で正しい
4 ◯(正しい) 店社安全衛生管理者の選任で正しい

選択肢2 のポイント(ここが誤り)

安全衛生責任者は、下請(関係請負人)が選び、元請の統括安全衛生責任者との連絡や調整を担う役です。現場の指揮命令をつなぐ窓口で、安全管理者や衛生管理者のような国家資格は求められません。

資格要件があるのは、事業場ごとに選ぶ安全管理者・衛生管理者のほうです。役割が違うので、混同しないようにします。

選択肢2は安全衛生責任者に安全管理者等の資格が必要だとしており、要件を取り違えています。ここが誤りです。

覚え方

  • 安全衛生責任者は資格要件なし(下請が選任)
  • 統括安全衛生責任者は事業の統括管理者
  • 20〜50人未満は店社安全衛生管理者

一問一答

Q.

安全衛生責任者に安全管理者等の資格は必要か。

必要ありません。下請が選任する連絡調整役です。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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