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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.57 を解説、施工品質管理表(QC工程表)

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.57 は、施工品質管理表(QC工程表) に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 工種別・部位別とし管理項目は作業重要度の高い順に並べる
  2. 工事監理者・施工管理者・専門業者の役割分担を明確化
  3. 検査の時期・頻度・方法を明確化
  4. 管理値を外れた場合の処置をあらかじめ定める

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

QC工程表は、工事の流れ(工程の順序)に沿って管理項目を並べ、各工程で何を管理するかを示すものです。

「重要度の高い順」に並べ替えると工程の流れが分からなくなり不適当です。

ザックリ言えば、QC工程表は工程順に並べる、ということです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(最も不適当) QC工程表の管理項目は作業の流れ(工程順)に沿って並べるのが基本で、「重要度の高い順」は誤り
2 ◯(適当) 役割分担の明確化で正しい
3 ◯(適当) 検査の時期・頻度・方法の明確化で正しい
4 ◯(適当) 管理値外れの処置設定で正しい

選択肢1 のポイント(ここが最も不適当)

QC工程表は、工事の流れ(作業の順序)に沿って、各工程で何を・いつ・誰が・どう管理し検査するかを一覧にした表です。流れどおりに並んでいるから、どの段階で品質を作り込み、どこで確認するかをたどれます。

これを管理項目の重要度の高い順に並べ替えると、工程の前後関係が崩れ、作業の流れに沿って管理するという表の役目を果たせません。

選択肢1は重要度順に並べるとしており、工程順に並べる原則に反します。ここが誤りです。

覚え方

  • QC工程表の管理項目は工程順(作業の流れ)に並べる
  • 役割分担・検査の時期頻度方法を明確化
  • 管理値外れの処置を事前に定める

一問一答

Q.

QC工程表の管理項目はどの順に並べるか。

工事の流れ(工程順)に並べます。重要度順ではありません。

平成27年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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