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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.42 を解説、壁のせっこうボード張り

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.42 は、壁のせっこうボード張り に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 直張り工法の接着材間隔は床上1200超の部分を小さくする
  2. ボード下端は床から10mm程度浮かせて張る
  3. 下地への留付け間隔は中間部300mm・周辺部200mm程度
  4. テーパーエッジの上塗りは200〜250mm幅に塗り広げる

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

直張り(GL工法)では、ボード下部ほど自重がかかるため接着材の間隔を密(小さく)にし、上部は粗(大きく)します。

「1200超の部分を小さくする」は上部を密にする記述で、上下が逆です。

ザックリ言えば、下を密に、上を粗に、ということです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(最も不適当) 直張り工法の接着材塗付け間隔は、床に近い下部ほど荷重がかかるため小さくし、上部は大きくとる。記述は上下が逆で誤り
2 ◯(適当) ボード下端の浮かしで正しい
3 ◯(適当) 留付け間隔で正しい
4 ◯(適当) 目地上塗りの幅で正しい

選択肢1 のポイント(ここが最も不適当)

直張り(GL工法)は、だんご状に盛った接着材でボードを壁に押し付けて貼ります。接着材が固まるまでの間、ボードは自重で下へずり落ちようとします。

下のほうほど上のボードの重みも加わって負担が大きいので、接着材の間隔を密(小さく)にして支えます。逆に上部は負担が軽いので、間隔を粗(大きく)してよいわけです。

選択肢1は「床上1200mmを超える部分(=上部)を小さくする」としており、密にする場所が上下逆です。ここが誤りです。

覚え方

  • 直張りの接着材は下部を密、上部を粗
  • 下端は床から10mm浮かす
  • 留付けは中間部300・周辺部200mm

一問一答

Q.

直張り工法の接着材間隔は床に近い部分でどうするか。

小さく(密に)します。荷重がかかるためです。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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