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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.40 を解説、鋼製建具

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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.40 は、鋼製建具に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題のポイント

フラッシュ戸の中骨間隔、くつずりの仕上げ、建具枠の倒れ精度など、鋼製建具の基本を広く問う問題です。引っかけの核心は排煙窓の手動開放装置の操作部の取付け高さで、建築基準法が定める範囲を覚えているかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) フラッシュ戸の中骨間隔300mmは妥当
2 ◯(正しい) ステンレスくつずり厚さ1.5mm・ヘアライン仕上げは妥当
3 ×(誤り) 排煙窓の手動開放装置の操作部は床面から80cm以上1.5m以下。70cmは下限を下回り誤り
4 ◯(正しい) 鋼製建具枠の倒れ精度許容差を面内・面外とも±2mmとするのは正しい

選択肢3の70cmは下限の80cmを下回っており、ここが誤りです。

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選択肢3のポイント(ここが誤り)

排煙窓の手動開放装置は、火災で煙が出たときに人が手で操作して窓を開け、煙を逃がす設備です。誰でもすぐ操作できるよう、操作部の高さが建築基準法で決められているわけです。

その範囲は床面から80cm以上1.5m以下です。低すぎると物陰に隠れたり操作しにくくなり、高すぎると手が届きません。

選択肢3の70cmは下限の80cmを下回ります。排煙操作部は床から80cm〜1.5m、ということなんです。

覚え方

  • 排煙手動開放装置の操作部は床面から80cm以上1.5m以下
  • フラッシュ戸の中骨間隔300mm
  • 建具枠の倒れ精度は面内・面外とも±2mm

理解度チェック

Q.

排煙窓の手動開放装置の操作部の取付け高さの範囲は。

床面から80cm以上1.5m以下です。70cmは下限を下回ります。

Q.

フラッシュ戸に中骨を入れるのはなぜか。

表裏の鋼板を内部で支え、戸のへこみや反りを防いで平面を保つためです。間隔は300mm程度とします。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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