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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.39 を解説、建築用仕上塗材の塗付け工法

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.39 は、建築用仕上塗材の塗付け工法 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 内装厚塗材Cのスタッコ状は吹付け又はこて塗り
  2. 内装薄塗材Wの京壁状じゅらくはローラー塗り
  3. 可とう形外装薄塗材Eのさざ波状はローラー塗り
  4. 防水形複層塗材Eのゆず肌状はローラー塗り

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

内装薄塗材Wの京壁状(じゅらく)仕上げは、骨材を吹き付けて風合いを出すため吹付け工法で行います。

ローラー塗りでは京壁特有の質感が出ず、工法が誤りです。

ザックリ言えば、京壁・じゅらくは吹付け、ということです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(適当) 内装厚塗材Cスタッコ状の工法で正しい
2 ×(最も不適当) 京壁状じゅらく仕上げは吹付け工法で行うのが標準で、ローラー塗りは誤り
3 ◯(適当) さざ波状のローラー塗りで正しい
4 ◯(適当) ゆず肌状のローラー塗りで正しい

選択肢2 のポイント(ここが最も不適当)

京壁状(じゅらく)仕上げは、砂壁のようにざらついた粒状の風合いが持ち味です。この質感は、骨材を吹き付けて点々と壁に付着させることで生まれます。

ローラーで塗ると骨材が押しつぶされて平らにならされ、京壁特有のざらつきが出ません。だから吹付け工法で仕上げます。

選択肢2はローラー塗りとしており、質感の出ない工法です。ここが誤りです。

覚え方

  • 京壁状じゅらくは吹付け工法
  • さざ波状・ゆず肌状はローラー塗り
  • スタッコ状は吹付け又はこて塗り

一問一答

Q.

内装薄塗材Wの京壁状じゅらく仕上げの工法は。

吹付け工法です。ローラー塗りではありません。

平成27年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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