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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.12 を解説、石材

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.12 は、石材 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 安山岩は硬度が高く耐久性に優れる
  2. 粘板岩は吸水が少なく耐久性に優れる
  3. 砂岩は汚れが付きにくいが耐火性に劣る
  4. 石灰岩は加工しやすいが耐水性に劣る

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

砂岩は多孔質で吸水しやすく、汚れが付きやすい石材です。「汚れが付きにくい」とした選択肢3が誤りです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(適当) 安山岩の特徴で正しい
2 ◯(適当) 粘板岩(スレート)の特徴で正しい
3 ×(最も不適当) 砂岩は多孔質で汚れが付きやすいのが特徴で、付きにくいは誤り
4 ◯(適当) 石灰岩の特徴で正しい

選択肢3 のポイント(ここが最も不適当)

砂岩は、その名のとおり砂の粒が堆積して固まった岩です。粒のすきまが多い多孔質の組織で、水や汚れを吸い込みやすい性質があります。

だから雨がかりの外部や水まわりに使うと、しみや汚れが残りやすく、白華やコケも生じやすくなります。仕上げに使うときは吸水対策が要ります。

一方、花崗岩(御影石)のように緻密で吸水の少ない石は汚れにくい部類です。砂岩を「汚れが付きにくい」とした問題文が、最も不適当な記述です。

覚え方

  • 砂岩は多孔質で汚れが付きやすい
  • 石灰岩は酸・水に弱い(耐水性に劣る)
  • 安山岩は硬く耐久性に優れる

一問一答

Q.

砂岩は汚れが付きやすいか付きにくいか。

付きやすいです。多孔質で吸水しやすいためです。

平成27年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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