けんせつる
型枠の各部材のたわみ許容値って2mm以下?3mm以下?
この記事の要点
令和6年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.26は、型枠工事に関する問題です。正解は選択肢3。
令和6年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.26は、型枠の解体・たわみ計算・許容値・固定荷重を問う問題です。
問題文は建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。
4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 等価材齢換算法で所定強度以上となれば柱のせき板を取り外してよい |
| 2 | ○(正しい) | 合板せき板のたわみは単純支持と両端固定の計算値の平均値とした |
| 3 | ×(誤り) | 型枠各部材のたわみ許容値は3mm以下(かつ支点間距離の1/500以下)。「2mm以下」は誤り |
| 4 | ○(正しい) | 固定荷重計算に用いる型枠の重量は0.4 kN/m²とした |
選択肢3の「2 mm 以下とした」という記述が誤りで、正しくは3 mm 以下(かつ支点間距離の1/500以下の小さい方)です。
型枠の設計では、コンクリートの側圧・自重・施工荷重によるたわみを許容値以内に抑えることが求められます。
JASS 5に規定された型枠各部材のたわみ許容値は3mm以下、かつ支点間距離の1/500以下の小さい方です。
等価材齢換算法で所定の強度以上となったことを確認すれば、柱のせき板を取り外してよいという記述は正しいです。せき板の存置期間はコンクリートの圧縮強度で判断できるためです。
選択肢2の合板せき板のたわみ計算方法(単純支持と両端固定の平均値)は、実際の支持状況が中間的であることを考慮した適切な手法です。記述は正しいです。
これが誤りを含む選択肢です。「2mm以下」は実際の基準より厳しい値であり、設計基準値として誤りです。
正しくは型枠各部材のたわみ許容値は3mm以下、かつ支点間距離の1/500以下の小さい方です。
選択肢4の型枠の固定荷重0.4 kN/m²は、JASS 5に規定された設計用の値で正しいです。
型枠のたわみ許容値 → 3mm以下(2mmは誤り。もう少し寛容な値が正解)
型枠の各部材のたわみ許容値は何mm以下か。
3mm以下(かつ支点間距離の1/500以下の小さい方)です。2mm以下は誤りです。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢3
コンクリートの側圧や鉛直荷重に対する型枠の各部材のたわみ許容値は3 mm以下(かつ支点間距離の1/500以下)が正しい値です。「2 mm以下」という記述は誤りです。