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令和4年度 1級建築施工管理技士 No.55を解説、材料の保管(応用能力)

令和4年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.55は、工事現場における材料の保管に関する問題です。

この問題は施工管理法の応用能力問題で、5つの記述のうち不適当なものを2つ選びます。

この問題で問われていること

  1. 板ガラスの保管姿勢
  2. ロールカーペットの俵積み
  3. 高力ボルトの開封時期
  4. 袋入りアスファルトの積重ね段数
  5. PCa床部材の台木の位置

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1・3(正しい2つではなく、不適当な2つが正解)

板ガラスは立てて(縦置きで)保管するのが原則で、平置きは割れの原因になります。高力ボルトは使用直前まで開封しないのが原則なんです。

不適当なのは選択肢1(板ガラスを平置き)3(受入れ時に開封)です。板ガラスは立て置き、高力ボルトは使用直前まで未開封が正しいわけです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 板ガラスは立てて保管する。平置きは不適当
2 ○(正しい) ロールカーペットは乾燥した平坦な場所に俵積みで保管する
3 ×(誤り) 高力ボルトは使用直前まで未開封受入れ時に開封は不適当
4 ○(正しい) 袋入りアスファルトは積重ね10段以下で保管する
5 ○(正しい) PCa床部材は台木を上下同位置(鉛直線上)にして積む

不適当なのは選択肢1と3です。板ガラスは立てて保管し、高力ボルトは使用直前まで包装を開封しないのが正しい保管方法です。

不適当な2つのポイント(ここが誤り)

応用能力問題なので、不適当なものを2つ選びます。ここでは選択肢1と3が不適当です。

板ガラスは平らに寝かせて積むと、自重や衝撃で割れやすくなります。このため立てて(縦置きで)保管するのが原則です。問題文の平置きは不適当なんです。

高力ボルトは、開封すると湿気や汚れで摩擦面の状態やトルク係数が変わってしまいます。このため使用する直前まで包装を開封しないのが原則です。受入れ時に開封して整理するのは不適当です。ザックリ言えば、ガラスは立てる・ボルトは直前まで開けない、ということです。

覚え方

  • 板ガラスは立てて保管(平置きNG)
  • 高力ボルトは使用直前まで未開封
  • 袋入りアスファルトは積重ね10段以下

一問一答

Q.

板ガラスと高力ボルトの保管で誤りやすい点は何か。

板ガラスは平置きでなく立てて保管、高力ボルトは受入れ時でなく使用直前まで開封しないのが正しい点です。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和4年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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