令和4年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.3は、音に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 音波は振動方向と伝搬方向が等しい縦波 |
| 2 | ○(正しい) | 気温が高いほど音速は速くなる |
| 3 | ×(誤り) | 回折は波長の長い低い周波数ほど起きやすい。高い周波数が回折しやすいは逆 |
| 4 | ○(正しい) | マスキング効果は両者の周波数が近いほど大きい |
選択肢3は高い周波数の音のほうが回折しやすいとした点が誤りで、正しくは波長の長い低い周波数の音ほど回折しやすいです。
回折とは、音波が障害物の背後へ回り込んで届く現象です。塀の向こうの低い話し声がよく聞こえるのは、この回折のためなんです。
回り込みやすさは波長で決まります。波長が長いほど障害物を回り込みやすく、波長は周波数が低いほど長くなります。
ザックリ言えば、低い音(低周波)ほど回折しやすいということです。問題文は高い周波数のほうが回折しやすいとしているため誤りなんです。
低い周波数の音と高い周波数の音では、どちらが回折しやすいか。
波長の長い低い周波数の音のほうが障害物を回り込みやすく、回折しやすいです。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
波が障害物の裏へ回り込む回折は、波長が長い低い音ほど起きやすいんです。
選択肢3は高い周波数のほうが回折しやすいとしていますが、波長の長い低音ほど回り込むため逆で誤り、正しくは低い周波数ほど回折しやすいわけです。