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令和3年度 1級建築施工管理技士 No.24を解説、鉄筋のガス圧接

令和3年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.24 は、鉄筋のガス圧接に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. D29を手動圧接するのに必要な技量資格の種別
  2. 径が異なる鉄筋のふくらみの直径
  3. SD490の圧接に用いる加圧器
  4. 圧接継手で考慮する縮み量

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

ガス圧接の技量資格は、扱える鉄筋の太さによって種別が分かれているんです。

選択肢1はD29を手動圧接するのに1種でよいとしていますが、1種で扱えるのは細径までで、D29には2種以上が必要なため誤りです。正しくはD29は2種以上です。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) D29には2種以上の技量資格が必要。1種は誤り
2 ◯(正しい) 径が異なる場合のふくらみ直径は細い方の径の1.4倍以上
3 ◯(正しい) SD490の加圧器は上限圧・下限圧を設定できる機能をもつ
4 ◯(正しい) 圧接の縮み量は鉄筋径の1.0〜1.5倍を考慮する

選択肢1のポイント(ここが誤り)

ガス圧接技量資格は1種から4種まであり、種別が上がるほど太い鉄筋を扱えます。1種で施工できるのはおおむねD25までです。

D29を手動ガス圧接するには、より上位の2種以上の資格が必要です。問題文は1種で足りるとしている点が誤りです。

ザックリ言えば、太い鉄筋には上位資格が要る、ということです。D29=2種以上と覚えましょうね。

覚え方

  • D29の手動圧接は2種以上(1種は誤り)
  • 1種はおおむねD25まで
  • 異径のふくらみは細径の1.4倍以上

一問一答

Q.

D29を手動ガス圧接するのに必要な技量資格は何種以上か。

2種以上です。1種では不足します。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和3年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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