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令和2年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.60は、品質管理における検査に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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この問題は、検査の種類(中間検査・間接検査・非破壊検査・全数検査)の定義を問うものです。なかでも引っかけの核心は間接検査で省略されるのはどちら側の検査かで、供給者と購入者の立場を取り違えていないかが分かれ目になります。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢2(最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 中間検査は不良ロットを次工程に渡さないために行うもので、定義どおり |
| 2 | ×(誤り) | 間接検査は供給者の検査結果を信頼して購入者の受入検査を省略する方式。省略する側が逆 |
| 3 | ◯(正しい) | 非破壊検査は試験しても商品価値が変わらない検査で、定義どおり |
| 4 | ◯(正しい) | 全数検査は不良率が大きく品質水準を修正する場合に適用するもので、妥当 |
選択肢2は、間接検査で省略される検査を供給者側の試験としている点が逆で、実際に省略されるのは購入者側の受入検査です。
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間接検査は、供給者(納入する側)が実施した検査の成績を信用して取引する方式です。
購入者は、自分で改めて受入検査をするのではなく、供給者が出した試験成績で合否を判断します。なぜかというと、供給者の品質管理が信頼できる場合、購入者が同じ検査を重ねても結果は変わらず、手間が二重になるだけだからです。
つまり省略されるのは購入者側の受入検査のほうなんです。供給者の検査は省略しません。
選択肢2は省略する側を供給者と購入者で逆に書いている点が誤りで、ここが最も不適当な記述です。立場の向きを入れ替えるのが典型的な引っかけですね。
間接検査で省略されるのは、供給者側と購入者側のどちらの検査か。
購入者側の受入検査です。供給者の検査成績を信頼し、購入者は同じ検査を重ねないという方式だからです。
試験しても対象の商品価値が変わらない検査を何というか。
非破壊検査です。超音波探傷など、対象を壊さずに内部や品質を確かめる検査がこれにあたります。
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月
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