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令和2年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.39は、防水形合成樹脂エマルション系複層仕上塗材仕上げに関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
過去問本命1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集
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複層仕上塗材の工程ごとの塗付け量と塗り回数を問う問題です。引っかけの核心は「防水形」の主材基層塗りの回数で、回数を減らして膜厚不足の不適当な選択肢を作っているわけです。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢2(最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 下塗材は所定量を1回塗りで均一に塗るので正しい |
| 2 | ×(誤り) | 防水形の主材基層塗りは2回塗りで下地を覆う。「1回塗り」は膜厚不足で誤り |
| 3 | ◯(正しい) | 主材の模様塗りは所定量を1回塗りで模様付けするので正しい |
| 4 | ◯(正しい) | 上塗材は所定量を2回塗りで色むらなく仕上げるので正しい |
選択肢2は防水形の主材基層塗りを1回塗りとしており、ここが最も不適当です。正しくは2回塗りなんです。
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複層仕上塗材は、下塗材・主材(基層塗り+模様塗り)・上塗材を重ねて仕上げる塗装系です。
「防水形」は、下地のひび割れに追従して水の浸入を防ぐ防水膜を作るのが目的です。そのためには主材の層に十分な膜厚が要るわけです。
そこで主材の基層塗りは2回塗りで塗り重ね、下地をしっかり覆います。選択肢2の1回塗りでは膜厚が不足し、防水性能が出ないため誤りなんです。
防水形でない一般の複層塗材より工程が厚いのは、この防水膜を確保するためという点を押さえます。
防水形複層塗材の主材基層塗りは何回塗りか。
2回塗りです。防水膜に必要な膜厚を確保するためで、1回塗りでは不足します。
防水形が一般形より主材を厚く塗るのはなぜか。
下地のひび割れに追従する防水膜を作るためです。膜が薄いと追従性・防水性が確保できないので、基層塗りを2回にして膜厚を稼ぎます。
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月
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