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平成30年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.61は、ガス圧接の試験及び検査に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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この問題は、鉄筋ガス圧接部の検査(外観検査・超音波探傷の抜取検査・不合格ロットの処置)を問うものです。引っかけの核心は超音波探傷の抜取検査で抽出する箇所数で、1か所だけで判定してよいのか、所定数を無作為抽出するのかが分かれ目になります。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢3(最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 外観検査はふくらみの直径・長さ、偏心量、折曲がり等について行う |
| 2 | ◯(正しい) | 超音波探傷の抜取検査ロットは1組の作業班が1日に施工した圧接箇所 |
| 3 | ×(誤り) | 抜取検査は所定数(30か所等)を無作為抽出(1か所は誤り) |
| 4 | ◯(正しい) | 不合格ロットは残り全数に対し超音波探傷試験を行うで正しい |
選択肢3の抜取検査を無作為に1か所だけ抽出して行うという記述が誤りで、所定数を無作為抽出しなければ統計的な合否判定になりません。
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抜取検査とは、ロット(ひとまとまりの製品群)の中から一部を抜き取って調べ、その結果でロット全体の合否を判定する方法です。鉄筋のガス圧接では、1作業班が1日に施工した圧接箇所を1ロットとして超音波探傷試験を行います。
ここで大事なのは抜き取る個数です。なぜかというと、抜取検査は統計的な判定なので、抽出数が少なすぎるとロット全体の良し悪しを代表できないからなんです。
問題文は抜取検査を無作為に1か所だけ抽出して行うとしていますが、1か所では判定の根拠として不足で、所定数を無作為に抽出する必要があります。ここが抽出数を過小に見せる引っかけになっています。
なお抜取検査で不合格となったロットは、残り全数に対して超音波探傷試験を行うなどの処置をとります。選択肢4はこの正しい流れを述べています。
ガス圧接の超音波探傷試験の抜取検査は、何か所抽出するか。
所定数を無作為に抽出します。1か所だけでは統計的な合否判定の根拠として不足です。
超音波探傷の抜取検査で不合格となったロットは、どう処置するか。
そのロットの残り全数に対して超音波探傷試験を行うなどの処置をとります。
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月
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