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平成30年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.57は、品質管理に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も適当なものを選びます。
過去問本命1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集
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この問題は、品質管理(QC)の基本的な進め方(管理のレベル設定・計画段階での作り込み・作業標準どおりの管理・過剰品質)を問うものです。最も適当な肢を選ぶ形式で、核心は作業標準を定めたら、そのとおり実行されているかの管理に重点をおくという品質管理の原則を押さえているかです。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢3(最も適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 品質管理は目標レベルに応じた管理を行う(レベルにかかわらずは誤り) |
| 2 | ×(誤り) | 品質情報は施工段階より計画段階で検討する方が効率的 |
| 3 | ◯(正しい) | 作業標準ができたら、そのとおり行われているか管理に重点をおくのが品質管理の基本で正しい |
| 4 | ×(誤り) | 目標を大幅に上回るのは過剰品質で、優れた品質管理とはいえない |
選択肢1の「品質のレベルにかかわらず同じ管理」や選択肢4の「目標を大幅に上回るのが優れた品質管理」は誤りで、正解は作業標準どおりかを管理する選択肢3なんです。
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品質管理(QC)とは、目標とする品質を定め、それを安定して満たすために作業を管理することです。やみくもに高い品質を目指すことではないんです。
その進め方の核心は、まず計画段階で品質を作り込み、作業標準(やり方の手順)を定めること、そして施工段階ではその作業標準どおりに実行されているかの管理に重点をおくことにあります。これがPDCAの考え方です。
選択肢3はこの原則をそのまま述べていて正しい記述です。なぜかというと、いくら計画が良くても、現場で標準どおり実行されなければ品質は安定しないからなんです。
逆に、目標を大幅に上回る品質は一見良さそうに見えますが、コストや工期の無駄を生む過剰品質であり、優れた品質管理とはいえません。ここが引っかけになっています。
品質管理で重点をおくべきことは何か。
定めた作業標準どおりに作業が行われているかを管理することです。
目標値を大幅に上回る品質は、優れた品質管理といえるか。
いえません。コストや工期の無駄を生む過剰品質であり、目標品質を安定して満たすことが品質管理の目的です。
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月
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