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平成30年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.9を解説、3ヒンジラーメンの反力

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平成30年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.9は、3ヒンジラーメンの反力に関する問題です。この問題では、4つの選択肢のうち、正しい反力の組合せを選びます。

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この問題のポイント

問われているのは、3ヒンジラーメンの支点反力(水平反力Hと鉛直反力V)の求め方です。解く鍵はつり合い式に加えて中間ヒンジで曲げモーメントが0になる条件を使える点で、これを忘れると水平反力Hが求まりません。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢4(正しい反力の組合せ)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) H・Vの組合せが計算値と一致しない
2 ×(誤り) H・Vの組合せが計算値と一致しない
3 ×(誤り) H・Vの組合せが計算値と一致しない
4 ◯(正しい) 全体つり合い+中間ヒンジのモーメント0条件から導かれる正しい組合せ

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選択肢4のポイント(ここが正解)

3ヒンジラーメンは、左右の支点2か所と中間1か所の合計3か所がピン(ヒンジ)です。ヒンジは曲げモーメントを伝えないので、ここで切れば必ずM=0という条件が1本増えます。

反力は次の手順で求めます。まず全体を1つの剛体とみて、鉛直方向のつり合い(ΣV=0)と一方の支点まわりのモーメントつり合い(ΣM=0)から、左右の鉛直反力Vを出します。

次に中間ヒンジで構造を切断し、片側だけを取り出してそのヒンジまわりのモーメントつり合いを立てます。ヒンジでM=0なので、この式から水平反力Hが求まります。

具体的な数値は図の寸法と荷重で決まるため、図そのものは公式サイトで確認してください。この手順で計算すると、HとVの組合せが選択肢4の値と一致するので、これが正しい組合せです。

覚え方

  • 3ヒンジは中間ヒンジでM=0の条件が1本増える
  • 鉛直反力Vは全体のつり合い、水平反力Hはヒンジで切って求める
  • 解く順は「全体でV→ヒンジ切断でH」
  • 反力の数値は図の寸法・荷重次第なので公式サイトで図を確認

理解度チェック

Q.

3ヒンジラーメンで反力を解くとき、つり合い式のほかに使える条件は何か。

中間ヒンジでの曲げモーメントが0になる条件です。ここで構造を切断して片側のモーメントつり合いを立てると、水平反力が求まります。

Q.

水平反力Hと鉛直反力Vは、どちらを先に求めると解きやすいか。

鉛直反力Vを先に求めます。全体のつり合いからVを出し、そのあと中間ヒンジで切断して水平反力Hを求める順が解きやすくなります。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成30年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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