ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 1級建築施工管理技士
  4. 平成29年
  5. > No.21 乗入れ構台及び荷受け構台の計画

平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.21を解説、乗入れ構台及び荷受け構台の計画

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.21は、乗入れ構台及び荷受け構台の計画に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集

過去問本命1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集

地域開発研究所/解説が丁寧な正統派。過去問を1問ずつ潰すなら、分野を網羅したこの1冊が演習の定番です。

価格・在庫は各販売ページでご確認ください。1級2級の参考書・過去問の比較もどうぞ。

この問題のポイント

仮設の乗入れ構台・荷受け構台の計画(支柱の位置、構台高さ、荷重の見込み方)を問う問題です。引っかけの核心は荷受け構台に見込む作業荷重の割合で、過小に設定すると構台の安全性を見誤ります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 支柱は基礎・柱・梁・耐力壁を避け間隔をとる
2 ◯(正しい) 大引下端を床スラブ上端より上にする
3 ×(誤り) 作業荷重の割合の設定が不適当
4 ◯(正しい) 積載荷重の偏りを全スパンの一定割合で見込む

選択肢3は、荷受け構台に見込む作業荷重の割合の設定が基準より小さく、最も不適当な記述です。

二次検定の記述が独学だと不安という人は、添削のある独学サポート事務局の通信講座を早めに押さえておくと回り道を減らせます。

選択肢3のポイント(ここが誤り)

荷受け構台は、クレーンなどで揚げた材料を一時的に受けて仮置きするための仮設構台です。

そのため強度の検討では、構台自体の自重と仮置きする材料の積載荷重だけでなく、材料の積み下ろしや人の動きによる作業荷重も加えて見込む必要があります。この作業荷重を実態より小さく見積もると、構台が想定以上の力を受けて危険側になります。

選択肢3は、この作業荷重として見込む割合の設定が基準より小さく不適当です。具体的な割合の数値は公式サイトの問題文で確認してください。考え方は、自重と積載荷重に作業荷重を上乗せして検討する、という点です。

なお選択肢1の支柱を基礎・柱・梁・耐力壁などの躯体を避けて配置すること、選択肢2の大引下端を床スラブ上端より上にして躯体と干渉させないこと、選択肢4の積載荷重の偏りを見込むことは、いずれも正しい記述です。

覚え方

  • 荷受け構台は自重+積載荷重+作業荷重で検討(作業荷重を小さく見すぎない)
  • 乗入れ構台の支柱は基礎・柱・梁などの躯体を避ける
  • 大引下端は床スラブ上端より上に納める

理解度チェック

Q.

荷受け構台の強度検討では、自重と積載荷重のほかに何を見込むか。

作業荷重です。材料の積み下ろしや人の動きによる荷重で、これを小さく見積もると危険側になります。

Q.

乗入れ構台の支柱は、どのような位置を避けて配置するか。

基礎・柱・梁・耐力壁などの本体躯体の位置を避けて配置します。躯体施工と干渉させないためです。

平成29年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

わかって合格る 1級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

テキスト本命わかって合格(うか)る 1級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

TAC出版/過去問で間違えた分野は、図解の多い基本テキストで補強すると定着します。2級は2級のおすすめ参考書から。

独学がきつい・第二次の経験記述に不安があるなら、添削まで付く通信講座も選択肢です。経験記述の添削・独学サポート事務局を見る内容と料金の解説

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

資格を取ったら、次はキャリアと年収

施工管理は人手不足で売り手市場です。今の待遇に不満があるなら、建設業界に強い転職エージェントに相談だけでもしておくと、自分の市場価値と選択肢が見えます。

建設業界専門の転職エージェント【RSG建設転職】▶

登録・相談は無料

独学で合格をめざすなら

使うテキスト・過去問で迷ったら、定番をまとめたこちらもどうぞ。

けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

経験記述の添削・通信講座

独学がきつい、第二次の経験記述が不安。そんな人は添削まで付く通信講座も選択肢です。

独学サポート事務局を見る ▶

内容・料金は公式で確認

けんせつる

けんせつる

施工管理の用語・過去問・受験ガイドを、初心者向けにやさしく案内します。

Topへ >>