平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.15 は、塗料 に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | エマルションペイントは水の蒸発で樹脂粒子が融着して成膜 |
| 2 | ◯(正しい) | 非水分散形は溶剤蒸発で粒子が結合し成膜 |
| 3 | ◯(正しい) | 2液形ウレタンワニスは反応硬化でウレタン結合の透明膜 |
| 4 | ◯(正しい) | 調合ペイントは油分の酸化重合で硬化乾燥 |
エマルションペイントは水中に樹脂粒子が分散した塗料です。塗ると水が蒸発し、残った粒子同士がくっついて膜になります。
「水と樹脂が融合する」のではなく、水は抜けて樹脂だけが融着する点がポイントです。
ザックリ言えば、水は逃げて樹脂が固まる、ということです。
合成樹脂エマルションペイントはどう塗膜を形成するか。
水が蒸発し、残った樹脂粒子が融着して塗膜になります。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)
合成樹脂エマルションペイントは、水の蒸発に伴い樹脂粒子が融着して塗膜を形成するんです。
選択肢1は「水と樹脂粒子が融合し塗膜を形成」と書いており、正しくは水が蒸発して樹脂粒子が融着する機構です。設問は最も不適当なものを選ぶ問題で、表現上この肢が不適当とされます。