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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.12を解説、石材

平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.12 は、石材 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 大理石の性質
  2. 花こう岩の性質
  3. 砂岩の性質
  4. 凝灰岩の性質

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

凝灰岩は強度・耐久性に劣る軟質な石材なんです。

選択肢4は強度・耐久性に優れるとしていますが、これは誤りです。凝灰岩は軟らかく加工しやすい反面、強度・耐久性に劣ります(大谷石が代表)。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 大理石は磨くと光沢が出るが耐酸性・耐火性に劣る
2 ◯(正しい) 花こう岩は耐磨耗・耐久性に優れるが耐火性に劣る
3 ◯(正しい) 砂岩は耐火性に優れるが吸水大は耐凍害性に劣る
4 ×(誤り) 凝灰岩は強度・耐久性に劣る(優れるは誤り)

選択肢4 のポイント(ここが誤り)

凝灰岩は火山灰が固まった軟質な石で、大谷石が代表例です。

加工しやすく軽い反面、強度・耐久性は低く、風化もしやすいんです。

ザックリ言えば、凝灰岩は軟らかくて加工しやすいが弱い、ということです。

覚え方

  • 凝灰岩は強度・耐久性に劣る軟質石材
  • 大理石・花こう岩は耐火性に劣る
  • 砂岩は耐火性良・吸水大なら耐凍害性に劣る

一問一答

Q.

凝灰岩の強度・耐久性は優れているか。

劣ります。軟質で加工しやすい反面、強度・耐久性は低い石材です。

平成29年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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