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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.8を解説、荷重及び外力

平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.8 は、荷重及び外力 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 客席の積載荷重(固定席か否か)
  2. 屋根勾配60度超の積雪荷重
  3. 倉庫床の積載荷重の最小値
  4. 防風林による速度圧低減

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

倉庫業を営む倉庫の床の積載荷重は、実況によって計算する場合でも3900N/m2を下回ってはならないんです。

選択肢3は2900N/m2としていますが、これは誤りです。倉庫床の積載荷重は実況計算でも3900N/m2以上とする必要があります。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 固定席は固定されていない場合より積載荷重を小さくできる
2 ◯(正しい) 屋根勾配60度超では積雪荷重を0とできる
3 ×(誤り) 倉庫床は実況計算でも3900N/m2を下回れない(2900は誤り)
4 ◯(正しい) 防風林等で風を遮れる場合は速度圧を低減できる

選択肢3 のポイント(ここが誤り)

倉庫は重い荷を積むため、床の積載荷重に下限が設けられています。

実況に応じて計算してよいのですが、その値が3900N/m2を下回ることは認められません。

ザックリ言えば、倉庫床は計算しても3900を切れない、ということです。

覚え方

  • 倉庫床の積載荷重は3900N/m2以上
  • 屋根勾配60度超なら積雪荷重は0にできる
  • 固定席は積載荷重を小さくできる

一問一答

Q.

倉庫業の倉庫床の積載荷重は、実況計算でも下回れない値はいくつか。

3900N/m2です。2900N/m2は誤りです。

平成29年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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