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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.52を解説、労働基準監督署長への計画の届出

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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.52は、労働安全衛生法上、労働基準監督署長への計画の届出に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。

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この問題のポイント

この問題は、計画の届出の対象(建設用リフト・クレーン・石綿除去・つり足場)と「何日前までに出すか」を問うものです。引っかけの核心はクレーン設置の届出期限が30日前か14日前かで、設置系の届出期限を取り違えていないかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢2(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 建設用リフトの設置届は工事開始の30日前まで(正しい)
2 ×(誤り) つり上げ3t以上のクレーン設置は30日前まで。14日前は誤り
3 ◯(正しい) 耐火建築物の石綿除去工事の届出は14日前まで(正しい)
4 ◯(正しい) 60日以上設置するつり足場の届出は30日前まで(正しい)

選択肢2は、つり上げ荷重3t以上のクレーン設置の届出を工事開始の14日前までとしている点が誤りで、正しくは30日前までです。

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選択肢2のポイント(ここが誤り)

労働安全衛生法の計画の届出は、対象ごとに「工事開始の何日前までに労働基準監督署長へ出すか」が決まっています。期限は主に30日前14日前の2系統に分かれるということです。

クレーン、デリック、エレベーター、建設用リフトといった機械の設置届は、いずれも工事開始の30日前までです。一定規模以上の足場(つり足場・張出し足場や、60日以上設置するものなど)も30日前までになります。

一方、耐火建築物の石綿除去工事などは14日前までです。設問の選択肢2は、クレーン設置にこの14日前を当てはめており、期限を取り違えています。

正しくはクレーン設置は30日前までなので、選択肢2が誤っている記述なんです。

覚え方

  • クレーン・リフト等の機械の設置届は30日前まで
  • 石綿除去などは14日前まで(30日前ではない)
  • 大規模な足場(つり足場・60日以上等)も30日前まで

理解度チェック

Q.

つり上げ荷重3t以上のクレーン設置の届出は、工事開始の何日前までか。

30日前までです。14日前ではありません。クレーンやエレベーター、建設用リフトなど機械の設置届はいずれも30日前までです。

Q.

耐火建築物の石綿除去工事の届出期限は、機械の設置届と同じか。

異なります。石綿除去などは14日前まで、機械の設置届は30日前までです。届出ごとに期限が分かれています。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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