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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.26は、異形鉄筋の継手及び定着に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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この問題は、鉄筋の継手・定着の基準(重ね継手の向き・スラブ下端筋の直線定着長さ・継手位置のずらし方・スパイラル筋末端の添巻き)を問うものです。引っかけの核心は隣り合う重ね継手をずらす量で、継手端がそろわず分散する値になっているかが分かれ目になります。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢3(最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 重ね継手は水平・上下いずれの向きでもよいので正しい |
| 2 | ◯(正しい) | スラブ下端筋の直線定着は10d以上かつ150mm以上とするので正しい |
| 3 | ×(誤り) | 隣り合う継手を継手長さの1.0倍ずらすとするのは誤り。0.5倍または1.5倍ずらして分散させる |
| 4 | ◯(正しい) | スパイラル筋の末端は1.5巻以上の添巻きとするので正しい |
選択肢3は隣り合う継手のずらし量を1.0倍としていますが、これでは継手端がそろってしまい、正しくは0.5倍または1.5倍ずらして分散させます。
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重ね継手を同じ断面位置に集めると、その断面に継手が密集して弱点になります。そこで隣り合う鉄筋の継手は、位置を互い違いにずらして同一断面に集めないようにします。
このずらし量は、重ね継手長さの0.5倍または1.5倍とするのが基本です。こうすると一方の継手の端が、もう一方の継手の途中に来るため、継手端がそろわず断面ごとに分散します。
選択肢3の1.0倍ずらしでは、一方の継手の終わりがもう一方の継手の始まりとそろってしまい、分散の効果が薄れます。だからこれが最も不適当な記述なんです。
隣り合う重ね継手は継手長さの何倍ずらすのが基本か。
0.5倍または1.5倍です。1.0倍だと継手端がそろってしまい、同一断面への集中を避けられません。
重ね継手を同一断面に集めないようにするのはなぜか。
同じ断面に継手が密集すると、その位置が応力的に弱点になるためです。位置をずらして分散させ、断面の健全性を保ちます。
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月
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