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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.45 を解説、内装改修工事

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.45 は、内装改修工事 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. アスベスト含有成形板の除去は他の内装材撤去に先がけて行う
  2. 塗床の塗替えで油付着面に油潤面用プライマー
  3. 天井改修で既存インサート再使用時に引抜き試験で強度確認
  4. 防火認定壁紙の張替えは既存裏打紙の上に張り付けた

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

防火認定の壁紙は、下地ごと認定された仕様で性能が保証されます。

既存壁紙の裏打紙を残した上に張ると、認定どおりの防火性能や接着が確保できず不適当です。

ザックリ言えば、防火壁紙は下地まできれいに剥がして張る、ということです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(適当) アスベスト含有材の先行除去で正しい
2 ◯(適当) 油潤面用プライマーの使用で正しい
3 ◯(適当) インサート再使用時の引抜き試験で正しい
4 ×(最も不適当) 防火認定の壁紙は既存壁紙・裏打紙をすべて除去してから張るべきで、裏打紙の上に張ると防火性能・接着が保証されず誤り

選択肢4 のポイント(ここが最も不適当)

壁紙の防火認定は、壁紙だけでなく下地と組み合わせた状態で試験を受けて取得します。認定どおりの下地に張って初めて、その防火性能が成り立ちます。

既存壁紙の裏打紙(紙の層)を残したまま上に張ると、認定時には無かった燃えやすい紙の層が間に挟まります。これでは防火性能が認定どおりにならず、接着も不安定になります。

選択肢4は裏打紙の上に張るとしており、認定の前提を崩します。防火壁紙は下地まできれいに剥がして張る、と押さえてみましょう。

覚え方

  • 防火認定壁紙は既存壁紙・裏打紙を除去して張る
  • アスベスト成形板は先行除去
  • インサート再使用は引抜き試験で確認

一問一答

Q.

防火認定壁紙は既存裏打紙の上に張ってよいか。

よくありません。既存を除去してから張ります。

平成27年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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